Vol.57

本日は、ピアニストの渡邊智道さんが、2019年に引き続き、ゲストにいらして下さいました。
■伊藤さんは、前回、渡邊さんがいらした時の回も、大変ご好評で、「The Romantic」を聴くからには、渡邊さんのあのようなマニアックなお話しをしてもらいたい、そのために、このラジオを聴いている!!・・というような、熱烈オファーが届いたとおっしゃっていました。

■『 オール・リヒャルト・シュトラウス・プログラム』リサイタルについて
〜今回は 、渡邊さんと伊藤さんのご共演で  2020年6月28日(日)15時から、水戸奏楽堂で行われるリサイタルのお話しなどを、聴かせて下さいました。
〜昨年冬、おふたりでご共演された「オール・ブラームス・プログラム」リサイタルに引き続き、ひとりの作曲家にフィーチャーしたシリーズで、このようなリサイタルは、なかなか無いと話されていました。
■本日ご紹介された作品
〜フレデリック・ショパン ノクターン第4番
・・渡邊さんのアルバムから
〜リヒャルト・シュトラウス 4つの最後の歌から
「春」「9月」「眠りにつくとき」「夕映えの中で」
■ 1912年製『ニューヨーク・スタインウェイCD75』について
〜渡邊さんは、昨年夏に、ラフマニノフ・ピアノ協奏曲第3番を演奏された時に使用されたピアノについてのお話しも、聴かせて下さいました。

■「オール・リヒャルト・シュトラウス・プログラム」リサイタルで、チェロとピアノに編曲して演奏されるという、歌と管弦楽の最晩年の作品『4つの最後の歌』を聴きながら、この作品の詩や詩人についてなどのたくさんのお話しも聴かせて下さいました。
〜伊藤さんは、「天才と言われているシュトラウスやラフマニノフなどは、10代にして、詩人の詩に影響を受けて、音楽を書くという行為がすごい!」と話され、伊藤さんご自身が、「詩や音楽に対しての研究心がすごく芽生えたのは20代こえてから・・」などと言われると・・

〜渡邊さんは、出会ってきたかたの中で、伊藤さんのように、若い頃から、すごい作曲家の晩年への共感も含めて研究されているかたはいない・・などと話されていました。

〜伊藤さんは、ラフマニノフもそうですが、作曲家というのは、後期に行けば行くほど、本当の自分というものを音楽に出してきていると思います。『4つの最後の歌』も、シュトラウスが音楽で表現しようとしていることが全部詰まっていると思います・・とおっしゃっていました。
■ドイツ・ミュンヘンのすぐ横の町で、伊藤さんは、オール・シュトラウス・リサイタルへご出演された事があり、シュトラウスのお孫さんがいらしていて、とても良い経験をしたというお話しもされていました。
■おふたりの音楽活動における理念・・
〜「ピアノ芸術研究会を通じて、19世紀後半から20世紀初頭にかけての真の意味でのロマンティックな音楽、そしてその音楽に対する姿勢を伝承していきたいという強い思い」
〜おふたりは、この番組を通じて色々なお話しが出来て嬉しいと話されていました。
■渡邊智道さんの、ニューヨーク・スタインウェイCD75を使用されての、ソロ・リサイタル
〜2020年9月24日(木)台東区生涯学習センター・ミレニアムホール
〜ショパン:ピアノソナタ第3番
〜モーツァルト:ピアノソナタ
〜雁部一浩氏:ピアノの為の幻想曲
■伊藤さんは、また渡邊さんに来て頂き、今度は、齋藤正樹さんも交えて、色々なお話しをしたいと思いますとおっしゃっていました・・