Vol.17

本日は、伊藤さんが、たくさんのリスナーの皆様から届いたメッセージやリクエストに丁寧に答えて下さいました。

伊藤さんの現在使用している楽器や今までの楽器について教えて下さいというメッセージには、現在使用しているマッテオ・ゴフリラーという楽器は、1734年製のイタリアのヴェニスで作られ、もう少しで300歳になり、見た目もとても美しいので、今後コンサートにいらっしゃることがあればぜひ見て頂きたいと思いますとおっしゃっていました。

伊藤さんがリラックスできる曲について教えて下さいというメッセージには、たくさんあるそうですが、その中から本日3曲目にご紹介されたドヴォルザーク作曲の、日本語で「家路」と呼ばれるテーマのある曲を選んでくださいました。
■本日ご紹介された曲
〜ハイドン チェロ協奏曲 第1番 ハ長調 第3楽章
〜メンデルスゾーン 真夏の夜の夢からスケルツォ
〜ドヴォルザーク 交響曲第9番 新世界から 第2楽章 
〜シューマン トロイメライ
〜ブリッジ 春の歌

■伊藤さんがロンドンでの、ウィグモアホールのコンサートの前にご出演されたBBCラジオをお聴きになったリスナーのかたからのメッセージがご紹介されました・・・
誰もが憧れるウィグモアホールでの演奏について尋ねられた時に「ウィグモアホールは特別な場所だけれども、どのコンサートも同じように大切に思っている」とおっしゃり、すべてのコンサートに全力でベストな演奏を心がけていて、それをさらっと英語で答えられている伊藤さんがとてもかっこ良く、ファンになってよかったと思った瞬間でした・・

■伊藤さんは編曲される際は、どんな事を感じ、考えて、編曲されているのですか
〜歌の曲ならば、歌詞をしっかり勉強し、歌詞の中に込められた文字の意味や、文学的なアプローチにかなり気をつけている
〜チェロの音域に直す時の、専門的なお話しも聴かせていただけました
〜ピアノの曲は、原曲がどういうサウンドなのか常に頭に置いて編曲する
〜これらを勉強して考えた上で編曲をして、チェロで弾く際にはチェロらしさを追求している

■伊藤さんは、いつも堂々とされていますので緊張をほぐす方法を教えて下さい
〜コンサート本番では緊張と共に向かい、ステージで弾き始めると自分の世界、音楽の世界、作曲家の世界の中に入っていくと自然に緊張がなくなっていくのかなと思う
〜日々生きて行く中での緊張する場面でも、ちからを抜くように自分で自分に話しかける
〜練習の時も本番だったらと考えながら練習するのもおすすめです
■リクエストに頂いた「真夏の夜の夢」はシェイクスピアの作品が元になっているということで、伊藤さんはシェイクスピアの喜劇の作品の中では「十二夜」もぜひおすすめとのことです
伊藤さんのチェロは心の栄養ですというメッセージもご紹介されたり、伊藤さんのアルバムの中の、ブリッジ「春の歌」を聴いてリスナーのかたが感じられた素敵な風景を伊藤さんが読んで下さったり、本日も心温まるような放送でした・・