Vol.16

〜ピアニスト金子三勇士さんを迎えて〜

本日は、日本を代表する若手ピアニスト、金子三勇士さんがお越し下さいました。
金子さんは1989年9月、日本人のお父様とハンガリー人のお母様のもとに生まれ、6歳でピアノ留学のため単身でハンガリーへ渡り、バルトーク音楽小学校で学ばれました。
8歳から数々のコンクールで優勝され、ハンガリー国立リスト音楽院に11歳で入学、16歳で帰国し、東京音楽大学の高等学校へ編入、同大学、同大学院と進まれました。リスト、バルトークなどハンガリーの作曲家の演奏のほか、シューベルト、ショパン、バッハなども取り上げられ、7枚のアルバムも出されていらっしゃいます。

色々な事に興味を持たれている金子さんへ、リスナーのかたから、お料理、花道、ランニングなどについて語って下さいというメッセージを頂いたということで、たくさんの奥深いお話しを聴かせていただきました。
色々な事を学んで体験しないと、作曲家の気持ちも読み取れないのではと思い、後輩の皆様にもいつもお話しされるそうです。

■本日ご紹介された曲・・金子さんのアルバムから
〜リスト メフィスト・ワルツ第1番 村の居酒屋の踊り
〜リスト 巡礼の年第2年イタリア S.161 第2曲 物思いに沈む人
〜バッハ フランス組曲 第5番 1.Allemande

■リストのどのようなところにに共感しますか
〜ピアノリサイタルという演奏形態を初めて行った人物
〜たくさんの曲を書いた
〜ピアノという楽器に対しても職人さんに色々注文して、現代のピアノのように楽器が成長してきた
〜弟子達を通して音楽的な哲学などを教えていった
〜社会貢献、外交、文化交流、国際交流を音楽家として初めて手掛け、実現していった
〜このような、リストのあまり知られていない部分に影響されたり尊敬の気持ちを持っているので、ぜひ皆さんに伝えていきたい
■指揮:ゾルタン・コチシュ氏、ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団とのご共演について
〜ピアノを始めるきっかけのなかで、民族音楽研究家のハンガリーのご祖母様がプレゼントされたコチシュ氏のバルトークの子供のためにのCDをいつも聴いていたこともあり、夢のようななどでは片づけられないほどの感動だったそうです
〜まさか最後の来日になるとは思わなかったが、あの時ご一緒させて頂き、どう感謝していいのかという気持ちとおっしゃっていました
■西洋でもご活躍されている金子さんと伊藤さんは、トークを入れるコンサートなどで、もともとクラシック音楽が根付いていない日本の文化の中でいかに、演奏者と聴衆の距離をなくすかが、平成生まれの私達のがんばらなければいけない所と話されていまし
〜今後、おふたりがご共演されるコンサート・・9月23日Stand Up!Classic Festival
〜2021年1月にもハンガリープログラムを開催予定
■金子さんにとって「The Romantic」とは?
〜熱い情熱を持って、それを心の内側に秘めること
〜金子さんのバッハの演奏を聴きながら番組が終了しました