Vol.13

〜ホルニスト福川伸陽氏を迎えて〜

本日は日本を代表するホルニスト、福川伸陽さんがゲストにいらして下さいました。福川さんは、NHK交響楽団のホルニスト、ソロでもご活躍されており、木管五重奏とピアノのアンサンブル「東京六人組」も結成され、毎年コンサートを行なっていらっしゃいます。

福川さんと伊藤さんとの出会いは10年前の日本音楽コンクールの入賞者のツアーの時だそうで、とてもお話しが弾み、色々なエピソードなども聴かせて下さいました。

■本日ご紹介された曲・・ 福川さんのアルバムから
〜アストル・ピアソラ リベルタンゴ
〜成田為三 浜辺の歌
〜ラフマニノフ ヴォカリース
〜ポール・デュカ 魔法使いの弟子

■ホルンを始めたきっかけは・・・
〜中学生の時、吹奏楽部へ入り、映画音楽も好きでトランペットをやりたいと思ったが、ジャンケンでホルンになった
〜お父様がクラシックが好きで、ホルンの使われている曲のレコードを沢山聴きかせてくれて、ホルンはとても良い音がすると思った

■ホルンの大きな特徴は・・・
〜金管楽器の中で、一番小さいマウスピースを使い、一番広い音域を演奏する
〜右手が音の出るところに入っている。右手は基本的に音程の調節を少ししたり、音色を変えたりする
〜音が出るところが後ろを向いていて、直接的ではなく空間を感じさせる音色を出すのがが魅力的

■ホルンを演奏するかたへアドバイス
〜ホルンは、息を吹き込んでから音が出るまで若干タイムラグがあるのと、音が後ろに出て後ろの物に跳ね返ってから前に聴こえるため、オーケストラではコンサートマスターの合図よりほんの少し前に勇気を持って音を出す
〜オーケストラのセッティングも出来るだけ、ヴァイオリンセクションの近くが良い

■ロンドン留学について
〜素晴らしいオーケストラが沢山あり視野を広げられた
ゲルギエフ指揮のロンドン交響楽団で演奏出来たことがとても良い体験

■福川さんの好きな曲
〜ブラームス、マーラー、ラフマニノフなど、オーケストレーションの特徴である内声を歌わせる曲

■ホルンのリサイタルでおすすめの曲
〜現代音楽のメシアンや藤倉大さんの曲、古き良きロマン派ベートーベンやシューマンのオリジナル曲、ポール・デュカの可愛らしい名曲など

■これからホルンを始めたいかたや、始めたばかりのかたへのアドバイス
〜難しいという事が前面に出やすい楽器だが、そう思うと少し後ろ向きの演奏になるので、やりたい音楽が一番に出るのを目標にするとより良いホルンライフがおくれると思う

■福川さんにとって「The Romantic」とは
〜何事においても熱い気持ちを持ち続けること〜
・・・東京六人組の演奏を聴きながら番組が終了しました