Vol.7

〜日本を代表するチェリスト倉田澄子先生を迎えて〜

倉田先生は、日本では斎藤秀雄先生、パリではポール・トルトゥリエ先生に師事され、日本を代表する奏者となられ、現在、桐朋学園大学特命教授。たくさんの若手有名演奏家を育て、伊藤さんが15歳で渡英するまで教わった恩師でいらっしゃいます

本日は、倉田先生のアルバムから素敵なチェロの演奏も聴かせていただけました。

■本日ご紹介された曲
〜マスネ タイスの瞑想曲
〜ブルッフ コル・二ドライ 「神の日」
〜フォーレ 夢の後に
〜ラヴェル ハバネラ形式の小品
〜サン・サーンス 白鳥

■伊藤さんの思い出・・・
〜小さな頃、とても可愛らしくおりこうさん
〜中学生の頃、夏休みの宿題に難しいポッパーのエチュードを何番から何番までと出したところ、まるまる一冊、全曲暗譜で弾き、前代未聞でただ者ではないと思った

■コル・二ドライ「神の日」がアルバムの曲順の最初になっていますが特別な思い入れがあるのですか?

〜脳腫瘍が見つかり、息子様へお母様の「音」を残しておきたいと思い、すべての感謝を込め最初に置きたいと思われたそうです
〜手術前で、無欲でただ感謝の気持ちとで脱力の音が出ていらっしゃるとのことです

■パリでのお話しなど・・・
フォーレの曲に特に思いがあるトルトゥリエ先生は倉田先生のフォーレの「ハーモニーを感じる演奏」をとても喜んで下さった

〜フォーレの曲が課題曲などで、やさし過ぎると思われたりするが、和声感を感じるのはとっても難しい

パリの教会でフォーレのエレジーをオルガンとチェロで弾いた時の響きが今でも耳に残っている

〜伊藤さんはラフマニノフのハーモニー感が好きなので、フォーレの和声感のお話しが、とても良くおわかりになるとの事でした。

■「基礎の重要性」を斎藤秀雄先生とトルテュリエ先生から教わり、伝えていきたい

■「カフェ スミコ」を自宅レッスン室の一角に設け、生徒さんの相談役もされている倉田先生は、レッスン時の生徒さんの第一音目で心理状態がおわかりになるそうです。

■倉田先生にとって「The Romantic」とは?
〜大地のぬくもりを感じるような広い愛〜

伊藤さんを誇りに思っていますと倉田先生。サン・サーンス白鳥を聴きながら番組が終了しました。